【新本】アルヴィン・ラングドン・コバーン写真集「Alvin Langdon Coburn」
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【新本】アルヴィン・ラングドン・コバーン写真集「Alvin Langdon Coburn」の商品説明
アルヴィン・ラングドン・コバーンと言ってもその名を知らない人も多いかもしれません。
日本でもほとんど作品集のかたちでは紹介されてこなかったのではないでしょうか?
1882年にボストンに生まれたコバーンは、この時代の多くの写真愛好家が歩んだようにピクトリアリスムの作風から始まります。
その後、アルフレッド・スティーグリッツらとともにフォト・セセッションを創設し、写真を絵画から独立した芸術へと昇華させた立役者のひとりとなります。
本書は、アメリカ生まれのコバーンの大規模な回顧展がスペインで企画・開催され、その折に出版されたものです。
分厚い作品集で背はクロス装。収載作品点数は約180点。
なかなか豪華で見応えのある本となっています。
本書の表紙の写真が象徴的ですが、コバーンは高層建築の上層から真下の広場や街路や建物を俯瞰撮影し、に一種の抽象的なパターンを描き出しました。
『頂上から見たニューヨーク』というこのシリーズは1913年に発表されたものですが、その後のモダニズム写真の「俯瞰」視線を先取りするものでもありました。
そこがコバーンの最大の功績のひとつかと思います。
本書に掲載されている作品のの多くは1900年代初頭から1910年代。
雰囲気としてはピクトリアリスムですがコバーンの実験精神は際立っています。
ポートレートにしても暗いトーンのなかで人物を捉えたり、ハイキーにしたり、のちの時代のポートレート写真に比べたら、ずっと実験精神に満ちています。
そして写真は次第に「ヴォルトグラフ」と呼ばれる「抽象」へと向かっていきます。
このあたりが、おそらくコバーンが好んで撮った海岸の風景、高層ビルなどを見ているうちに、そのなかに抽象性を発見し、
それを純粋抽象へと発展させたものでしょう。
このあたりがコバーンの「凄さ」です。
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出版社:Fundación MAPFRE
発行:2014年
ハードカバー:296ページ
サイズ:22 × 30.5 × 4.2 cm
言語:スペイン語
状態:新本です。
