ボリス・ヴィアン写真集「Images de Boris Vian」1978年刊
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ボリス・ヴィアン写真集「Images de Boris Vian」1978年刊の商品説明
ボリス・ヴィアンの写真や彼が取り上げられた記事、あるいは手紙など、彼にまつわる資料をグラフィカルにまとめた唯一の本。1978年の刊行でした。
いつも個人的な話で恐縮ですが、ヴィアンを最初に読んだのは兄に薦められて『日々の泡』（曽根元吉訳、1970年刊）でした。
刊行されたばかりで中学３年生のとき。
そうとうにヤラれて、そこからヴィアン・ファンになり、いろいろ読んで集めていきました。
本書は78年刊行ですが、当時は日本ではまったく入手できず、いや1990年代くらいまで入手困難だったはずです。
ネット環境が整って、やっと検索すればかかるようになりました。
...というわけで、存在は知っていたもののなかなか入手できず、そのうちある人に別のヴィアン関係の希少本を貸したら、こちらを貸してくれたのです。
そしてお互いに返さないまま、年月が経ってしまったわけです。
それを出品していいのか！？ という人もいるでしょう。
でも、このまま手元に置いても僕が死んだら、すべて一気に廃棄されるだけです。
誰か興味ある方の手に渡ったほうが良いという判断です。
ちなみに交換した人というのは、かなり有名な人ですがここで名前は出せません。
1980年代に入り、日本でもヴィアン・ブームが起こりました。
僕のヴィアン愛は報われることなく、雑誌の特集などあっても原稿依頼などなく、とても悔しい思いをしていたものです。
それを知った『STUDIO VOICE』誌編集長（当時）の松山さんが「Jazz in Paris」という特集を組むので構成から協力してほしいと。1994年のことでした。
結局、ヴィアンについては別の方が書いたのですが、僕は「パリが見たジャズの半世紀」という文章を書きました。
「ボリス・ヴィアン_ジャンゴ・ラインハルト_バルネ・ウィラン_jazz in paris」をコピペしていただければ、papier colleのサイトにアップした原稿が読めます。
本書はヴィアンの幼少期から死ぬ前までの写真、もちろんトロンピネット奏者としてのジャズ演奏の写真も...
そして手紙から映画関係、絵画まであらゆるグラフィックを網羅しています。
個人的なことばかり書いてうざったく思う人もいるでしょうが、これもひとつの個人史的な「記録」として残しておきたいということで、ご容赦ください。
この本のみでしたら、レターパックライト430円で発送できます。
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編者： Noël ARNAUD、Ursula KUBLER
出版社：Pierre Horay
発行：1978年
ペーパーバック：222ページ
サイズ：21.7 x 27.5 x 2.5 cm
言語：フランス語
状態：古い本ですので、表紙のPPコーティングが上辺で剥がれが若干あります。並の古本といった感じです。