アール・デコ展【図録】Art Deco 1910-1939
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アール・デコ展【図録】Art Deco 1910-1939の商品説明
2005年に東京都美術館他を巡回した展覧会の図録。
1990年代から2000年代初頭にかけてのミッドセンチュリー・ブーム、あるいはファッションにおけるミニマリズムなどが一段落しようとする頃、
20年代回帰のこの展覧会が開催され、まことにタイムリーでした。
日本でここまで大規模なアール・デコ回顧の展覧会はなかったのではないでしょうか?
すでにアール・デコのことはいろいろな本を読み、よく知っているつもりで展覧会に行きましたが、本展で始めて見るもの、知るものが多く圧倒されたのを覚えています。
たとえばポール・イリーヴの小整理箪笥(掲載3枚目)。
図版は見たことがありましたが、本物を見るとテクスチャーがたいへんユニークで鮫革を貼ったことを知りました。
アール・デコ期に流行する鮫革について、その後、意識するようになるきっかけをつくってくれたのです。
他にもポール・コランのイラストも図録で数ページにわたって展開されますが、日本での紹介はこの展覧会が始めてだったように思います。
1925年の装飾博覧会のパビリオン、あるいは家具調度品、女性用の宝飾品から小物...バニティケースとか。
置物、陶磁器、ファッション、さらには工業製品までかなり膨大な量です。
展覧会ではあまりに好きなものばかりがあまりに多すぎて、ちょっとクラクラする思いで観てたいへん疲れたのを記憶しています。
しかもただ総花的にいろいろあるのではありません。
1922年のツタンカーメン王墓発掘でのエジプトブームにも焦点を当てて、当時流行したエジプト風の小物、宝飾品などにも数ページを割いたり、
退いて全体を見る視線と、細部に寄っていく視線が見事な展覧会でもありました。
大判の図録ですが、内容はたいへん濃い素晴らしいものと言えます。
レターパック等に入らない横幅のある大型本ですので佐川急便での発送となります。
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発行:2005年
ソフトカバー:296ページ
サイズ:24.8 x 28 x 2.3 cm
言語:日本語
状態:経年感少なく、たいへん良い状態です。