英国のモダン・デザイン インテリアにみる伝統と革新【図録】
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英国のモダン・デザイン インテリアにみる伝統と革新【図録】の商品説明
英国のヴィクトリア&アルバート美術館での展示を日本に持ってきたもので、1994年に埼玉県立近代美術館その他を巡回した展覧会の図録です。
V&Aの英国宣伝戦術というのは、どの展覧会でもじつに巧みと思うのですが、
本展もいわば英国のインテリア・デザイン界隈を紹介しながら、英国称揚というか宣伝になっています。
日本でのタイトルこそ「英国のモダン・デザイン」となっていますが、19世紀半ばから始まっていますので、いわゆる〝モダン・デザイン〟以前からです。
当時のインテリアのイラストや写真も入れて、多面的に見せているのがとても楽しい構成となっています。
もちろんウィリアム・モリスあたりも多少入っているのですが、それは別テーマとしてできるから...と、もっと知られていないところも持ってきています。
そして世紀末から1930年代へ。
30年代の英国のモダン・デザインはとても良いです。
以前、30年代か40年代の英国を背景にした女性の素人探偵のTVドラマを観たことがあるのですが、室内調度が素晴らしく、
電化製品まで当時のものを調達してたいへん勉強になったことがあります。
本書もそんな具合で、あまり顧みられなかった30〜40年代の英国デザインの小物や家具などが充実しています。
そして1960年代はなんと、ナイジェル・ウェイマスとマイケル・イングリッシュのサイケデリック・ポスターまで。
あまりインテリアには関係ないですが。
そして1980年代はサルベージ・デザインのトム・ディクソンやアンドレ・デュブルイユなども登場。
さすがV&Aです。ストリート感覚にまで手を伸ばして、日本の美術館学芸員などが発想もできないようなものまで持ってきて構成しています。
...というわけで、クラシックで保守的な英国大好きな人には、ちょっと違うなと思うところがあるかもしれませんが、
英国カルチャー好きにはなかなか心に刺さってくるところがある図録となっています。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
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発行:1994年
ペーパーバック:200ページ
サイズ:22.7x 29.5 x 2 cm
言語:日本語
状態:カバーの端等に多少のめくれ感、経年感等があります。表4ページにわずかにコーティングの剥がれがあります。