煌めくプラハ【図録】
¥400(税込) 残り0点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
煌めくプラハ【図録】の商品説明
1999年に世田谷美術館で開催された展覧会の図録です。
プラハをテーマにまずチェコのアール・ヌーヴォーが紹介されます。
建築から工芸品、さらに宝飾品や1900年前後のモードまで、それだけでもかなりの量です。
章を変えて次は「キュビスム」のタイトルで20世紀初頭から20年代までの、これもまたあらゆるものが紹介されています。
このキュビスムですが、チェコには「チェコ・キュビスム」とのちに総称されるスタイルがあります。
主に建築と家具、そして陶芸品などですが、「チェコのキュビスム」は1984年に日本でも展覧会が開催されて初めて紹介されました。
もともとキュビスムが絵画に立体性を持ち込んだものですから、建築や家具がキュビスム的なのは当たり前じゃない?と思って展覧会を見に行ったら、
なるほど、こういう風に「立体が立体化」されるのか?と唸ったものです。
この84年の展覧会は素晴らしい内容でとても衝撃を受けました。
本書でも、そうした「チェコ・キュビスム」とともにアール・デコのガラス工芸や陶芸品など、さらに絵画、ポスター芸術、
ファッション小物、最後はフランチシェク・ドルチコフの写真まで紹介しています。
世田谷美術館はかなり広範囲に出展物を集め、詰め込む企画展が得意ですが、この展覧会ももう詰め込めるだけ詰め込んだような濃い内容で驚かされます。
タイトルが「煌めくプラハ」などとちょっとダサいですが、プラハという都市が生んだ芸術・工芸の総覧のような素晴らしい充実度の一冊です。
そしてすべてを見ると、アール・ヌーヴォーからアール・デコまで西洋と同じ変遷を辿りながらも独特の東欧性が見えてくるのが面白いところです。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
複数冊ご購入の場合は佐川急便(複数冊)の選択をお願いします。
出版:東京新聞
発行:1999年
ソフトカバー:292ページ
サイズ:22.6 x 29 x 2.1 cm
言語:日本語
状態:あまり経年感のない、比較的良い状態の本です。