文字の母たち La Voyage Typographique / 港千尋
¥1,200(税込) 残り1点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
文字の母たち La Voyage Typographique / 港千尋の商品説明
帯の表に書かれたキャッチが本書の内容を端的に表しています。
「世界で最も古い印刷所のひとつ、パリ・国立印刷所、秀英体活字を伝える東京・大日本印刷──
いまや絶えようとしている活版金属活字の最後の姿をとらえ、文字の伝播の歴史を繙く写真集」
港千尋を最初に知ったのは1988年刊行の『太平洋の迷宮 キャプテン・クックの冒険』でした。
図版資料もすごく、文章も良く、楽しめた本でした。
このあとくらいに川崎市市民ミュージアムに仕事の打ち合わせに行ったときにエレベーターで一緒になり学芸員に紹介されたことがあります。
写真家でもあると知って、ちょっと驚いたものです。
その後、伊藤俊治の引きで多摩美の講師となり、現在は教授となっています。
本書は活版金属活字の現場の写真集に文章を配したもので、写真、文章ともに才のある港ならではの著作でしょう。
写真はとても良いです。というか活版文字を撮ったら、それなりに良い写真になってしまう気もしますが。
20代の頃に活版印刷の印刷所を訪ね、そこで雑誌でのフォトストーリーのためのロケをさせてもらったことがあります。
活字の宇宙でした。狭い空間の棚などにびっしりと金属活字が。そしてそれを組んでいく工員たち。
そんな失われた世界を垣間見ることができる本です。
この本のみでしたら、クリックポスト185円で発送できます。
他の本と複数冊ご購入の場合は、そちらの送料を参照してください。
著者:港千尋
出版社:インスクリプト
発行:2007年
ハードカバー:112ページ
サイズ:23 × 29 × 1.5cm
言語:日本語
状態:ダストカバーに多少の経年感、帯の背に黄ばみ、帯裏にヨレがあります。