1920年代日本展 都市と造形のモンタージュ【図録】
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1920年代日本展 都市と造形のモンタージュ【図録】の商品説明
1988年に東京都美術館他、全国を巡回した展覧会の図録です。
1970年代からの「1920年代再評価」の流れのなかで、日本の20年代を総覧的に扱った展覧会でした。
その後、ここに取り上げられた個々のアーティスト、事象の展覧会が開催されていきますが、この展覧会まではそうしたものがほとんどなく衝撃的ですらありました。
キュビスム〜シュルレアリスムなどの影響を受けた絵画、分離派建築会などのモダン建築、
ピクトリアリスム的な写真(福原信三)からモダニズムの写真(堀野正雄)へ。
MAVOの舞台、ポスター、プロレタリア演劇。
334ページというけっこうなボリュームのなかにじつによく入れ込んでいます。
とくに建築は、それまで顧みられなかった日本の表現主義建築なども入れて、現在も残存する建築写真も含めて充実しています。
文章も多木浩二や鈴木博之など学芸員ではないそれぞれの専門の批評家の執筆で、内容も充実しています。
2000年代に入ってからの図録は、学芸員が自分の発表論文のような、味のない文章を書き連ね、しかも図版よりも文章のほうが目立つものが少なくない気がします。
この図録を見ると、図録そのものがとても貴重で楽しかった時代と感ぜずにはおれません。
※本文用紙が若干黄味がかったものを使ってますので、写真ではヤケのように見えますが、これは用紙の色です。表紙の色むらもライティングによるものです。
ただ見返しと表紙裏が貼り付いていて、それを剥がした跡があるので安めの設定にしています。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
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出版社:朝日新聞社
発行:1988年
ペーパーバック:334ページ
サイズ:22.6 x 28 x 2.4cm
言語:日本語
状態:見返しに貼り付きがあり格安にしています。表紙周りや本文ページは並み上くらいの状態です。