アレクサンドル・デュボスク写真集「Alexandre Dubosq: curé reporter」
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アレクサンドル・デュボスク写真集「Alexandre Dubosq: curé reporter」の商品説明
アレクサンドル・デュボスク(1856–1946)といっても、知っている人はほとんどいないと思いますが、素晴らしい写真を残した人です。
時代的には19世紀半ばに世を享けて20世紀半ば前に死去。
つまり世紀転換期を写真でよく記録した人物です。
しかもこの人が異質なのは、フランス北西部ノルマンディー地方の村の司祭だったことです。
つまりは司祭が「本業」。
ただし、写真は本格的に機材を購入してのめり込み、乾板写真やステレオ写真などを駆使してノルマンジー地方の日常や出来事、人物を撮っていきました。
司祭であり、写真家としての野心があったわけでもなく、ノルマンジーという地方にいたこともあり、彼は写真家としては有名にならずに終わりました。
しかし、その写真の良さ...すなわちジャーナリスト的感性から、モノトーンの美学までじつに豊かな作品群がのちに再評価されます。
そうして生まれたのが1987年に刊行されたこの写真集でした。
といっても彼の作品をまとめた本は2冊だけ。どちらもなかなか入手が難しい本となっています。
この写真集を入手したときは、ちょっと大発見した気分で嬉しくなったものです。
もっと評価され、研究されるべき人だと思います。
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著者: Alexandre Dubosq(写真)
出版:Chene
発行:1987年
ハードカバー:158ページ
サイズ:25 x 29 x 2 cm
言語:フランス語
状態:ダストカバーにわずかに経年スレ等ありますが、全体に状態良好。
本体の見返しに若干の経年シミが出ていますが、写真ページには影響ありません。