中世の衣服の詳細「Le Costume Médiéval」ヴィオレ・ル・デュク編著
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中世の衣服の詳細「Le Costume Médiéval」ヴィオレ・ル・デュク編著の商品説明
現在では服飾史、あるいは服飾イラストの本もけっこう細分化されて出ているので、たとえば漫画家がその時代をテーマにして描くとしても
資料に事欠くことはありません。
そんなマニアックな資料の筆頭に属すのが本書です。
著者はヴィオレ・ル・デュク...あのパリのノートル・ダム大聖堂の修復などで有名な建築家。
建築史を多少かじったことのある人は彼の名を記憶していることでしょう。
中世のロマネスク様式からゴシック建築の修復で名をなせた人ですが、
『Dictionnaire raisonné du mobilier français de l’époque carolingienne à la Renaissance』
(カロリング朝からルネサンスまでのフランス家具事典)という全6巻の本を著しています。
そのなかの中世の服飾に関する部分のみを抜き出して、再編集したのが2004年に刊行された本書です。
ヴィオレ・ル・デュクの建築家らしい厳密さ、そしてマニアックさがよく表れたひじょうに内容の濃い本です。
フランス語での文章もそれぞれの衣服に関して詳細なのですが、驚くべきは図版の量です。
中世の衣服を全網羅しているのではないか?という量。なにしろ370ページを超える厚い本です。
そしてル・デュク本人の元絵、あるいは彼の監修のもとに描かれた元絵を木口木版で再現しています。
ですから細部が詳細で服飾資料としてたいへん役立ちます。
しかも服だけなく、服飾小物、装飾品まで詳細に描いた図版が掲載され、これまで見た本で、これほど細部が詳細なものはなかった...という印象です。
コドピースの構造など本書で初めてみました!
中世の服飾を研究している人には必携の一冊。中世モード好きには最高のイラスト本ともいえるでしょう。
※刊行年はそう古くないものの、部数が少なかったのか、海外の古書市場でも稀覯本のような価格になっている本です。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
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著者: Eugène Emmanuel Viollet-le-Duc
出版:Heimdal
発行:2004年
ハードカバー:374ページ
サイズ:21.5 x 30.5 x 2.5 cm
言語:フランス語
状態:表紙木口側下部にアタリがあります。最後の写真でご確認ください。それ以外は並上くらいの古本といった感じです。