建築におけるイデーの冒険「L' avventura delle idee nell'architettura 1750-1980」
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建築におけるイデーの冒険「L' avventura delle idee nell'architettura 1750-1980」の商品説明
建築におけるイデーの冒険、これは18世紀のルドゥ、ブレー、ルクーらの〝幻視の建築家〟の再評価以来、よくいわれるようになったことだと思います。
1960年代から70年代にかけて、そのあたりの掘り起こしがあり、一方で現実の世界ではアーキグラムのようなイデー優先の建築グループも出現します。
『幻想の建築』というなかなか良い本が刊行され、日本語にも翻訳されて刊行されたのが1966年のことです。
こちらの本も冒頭に素晴らしく幻想的な絵が。
この絵のことはたしか『幻のアメリカ建築』という本で知ったと思います。
同書の日本語版の刊行が1981年。本書が1985年。
60〜70年代の掘り起こしが80年代にグラフィカルな本として相次いで刊行されたようなイメージです。
本書は1984年にベルリン建築博物館での展覧会、翌年に巡回したミラノ・トリエンナーレに際して刊行されたもので、ドイツ語版とイタリア語版のみ制作されました。
こちらはイタリア語版になります。
ともかく図版の素晴らしさが光ります。
アール・ヌーヴォー的世紀末や表現主義建築なども入れながら、〝幻想〟に留まらずに、イデーに焦点を当てているので、『幻想の建築』などともイメージは異なります。
つまりは郵便配達夫シュバルの建築のようなものは入ってこないのです。
タイトルにある1750は、前述の18世紀の幻視の建築家らからの始まりのことで、
表現主義だったらフィンステルリン、初期のメンデルゾーンとか...60年代のアーキグラムとか知っている図版もありましたが、本書で初めて見る図版も多数ありました。
英語版も出していたらもっと知られた本になったのでは? と思いました。
大型本ですので、佐川急便での発送となります。
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著者: Vittorio Magnago Lampugnani
出版社:Electa
発行:1985年
ペーパーバック:278ページ
サイズ:22 x 28 x 4 cm
言語:イタリア語
状態:多少の経年感はありますが概ね状態良好。
