ニック・ワプリントン写真集「Nick Waplington: Truth or Consequences」
¥4,600(税込) 残り1点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
ニック・ワプリントン写真集「Nick Waplington: Truth or Consequences」の商品説明
イギリスの写真家、ニック・ワプリントンがアメリカ、ニューメキシコ州の小さな町「Truth or Consequences」で撮った作品を集めた写真集。
作品の本筋と離れて、ちょっと驚いたのは「Truth or Consequences」=真実と帰結...は本のタイトル(もちろんタイトルではあるのですが)の言葉ではなく、この町の名前なのです。
すごい名前の町があるものだなぁと。
ところで写真のほうですが、ニューカラー派からの影響が色濃く感じます。
色調、対象の捉え方、風景への距離、そして人物...
いうまでもなくニューカラーはウィリアム・エグルストン、スティーブン・ショアなどに代表される潮流でしたが、
ワプリントンの写真もスティーブン・ショアやジョエル・マイロヴィッツの作品にかなり近しい感じがします。
ワプリントン本人ももちろんそれは認めていますが、この作品集の目的そのものが、ワプリントンがウォーカー・エヴァンズ、ロバート・フランク、エグルストンといった
「アメリカ写真の巨匠たち」のスタイルを意識的に引用・再現することだったのです。
ですから見る側は、それぞれの写真を見ながら、過去のそれぞれのヒストリックな写真へのワプリントンのオマージュを感じる...という構成になっているのです。
イギリス生まれですが、アメリカの風景や、あるいは色に強く惹かれているのでしょう。
イギリス的でないものとしてアメリカ好きになっているような印象が、写真集全体から強く感じます。
とくに色調は全編素晴らしく、本を手に取ったときは一瞬で惹かれました。
この手の写真集に多い、横長の判型で1ページ1点。じつに気持ち良く見れる写真集です。
ちなみにワプリントンは1965年生まれ。70年代のニューカラーにもろに影響を受けた世代ですね。
父が原子力関係の科学者であったことから後年、写真を撮るようになってからは環境問題に関しても対象にして撮ってきている人です。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
他の本と複数冊ご購入の場合は、佐川急便(複数冊)80サイズの選択をお願いします。
著者:Nick Waplington(写真)
出版社: Phaidon
発行:2001年
ハードカバー:192ページ
サイズ:29.8 x 23 x 2.4 cm
言語:英語
状態:わずかに経年感がある程度。全体にきれいな状態の本です。
