ロココ時代の生活史「What Life Was Like: During the Age of Reason」
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ロココ時代の生活史「What Life Was Like: During the Age of Reason」の商品説明
「ロココ時代の生活史」などとわかりやすいキャッチを付けましたが、原題は「啓蒙主義時代の人はどんな生活をしていたの」といった感じ。
タイトルがとても良いです。
そして図版のセレクトが素晴らしく、ロココ時代を知る楽しい絵本のような雰囲気の本。
冒頭、太陽王ルイ14世がアポロに扮したバレエ衣裳の切り抜き図版にヴェルサイユ庭園の俯瞰図。
ここでもう強い惹きがあります。
ひとつの項目で2ページから4ページ。コラムの集積を図版で見せていくような本です。
ロココの「盛りヘア」の流行は拙著『流行服』で詳細を書きましたが、そのときかなり図版のリサーチをしたものの、本書には見たことのない楽しい図版が掲載されています。
1783年のモンゴルフィエ兄弟による気球での飛行の成功では、気球のことを知らない村人が着陸した気球に銃を持って向かっていくという図が。
笑えますね。
初期の気球の図版を集めた本を持っていましたが、これらも本書で初めて見ました。
ルソーの自然回帰の思想の影響で、それまで乳母に授乳させていた貴族女性が自分の乳を乳児に飲ませるようになります。
そんな光景にルソー本人も描かれているのは、彼の思想へのカリカチュアですね。
ほかにも「新しい中産階級の誕生」、メスメリズム(動物磁気説)の流行、病と治療など、じつに目配りの利いた項目立て。
そして最後はフランス革命に雪崩れ込んでいきます。
ロココ文化に詳しくなくとも、図版と項目の面白さや短めの文章が楽しめますし、ある程度、知識ある人には笑ったり、唸ったりするところも多いでしょう。
歴史・文化史本にはなかなかない楽しい本です。
横幅のある大型本ですので佐川急便での発送となります。
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出版社:TIME LIFE
発行:1999年
ハードカバー:168ページ
サイズ:26 x 26 × 2cm
言語:英語
状態:ダストカバーに多少の経年感がありますが、概ね状態良好。
