ユードラ・ウェルティ 写真集「Eudora Welty Photographs」
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ユードラ・ウェルティ 写真集「Eudora Welty Photographs」の商品説明
ユードラ・ウェルティはアメリカ南部の女性作家として知られ、ピューリッツァー賞を受賞していることもあって、日本でも何冊もの小説が翻訳されています。
ただ、日本語のWikiにはまったく記述がないのですが、ウェルティはたくさんの写真も撮っていました。
それをまとめたのが本書です。
素晴らしい写真だと思います。
ウェルティはミシシッピ出身の白人中産階級に属する女性。
しかし彼女は1930年代にルーミス財団(WPA:公共事業振興局)の仕事でアメリカ南部の田舎を回り、そのことで大量の写真を残します。
1930年代といえば、まだ白人と黒人は公共施設でも別の場所を使うようにさせるなど、極めて人種差別的なジム・クロウ法が生きていた時代です。
そんな時代に彼女は黒人の日常生活の一コマを、愛情をもった眼差して撮っています。
もちろんウェルティは、白人の日常も撮っています。
彼女には人種は関係なく、庶民の日常というものへの暖かい眼差しが常にあったのでしょう。
でも、やはり目を惹くのは黒人たちの日常。
貧しい人の生活も捉え、でも、それだけではなく、彼ら・彼女らの何気ない行動の一瞬をよく見ているのです。
ウォーカー・エヴァンズやドロシア・ラングようなFSA(農業安定局)に依頼されて農村の厳しい現実を捉えた写真とも似ているところはありますが、
あくまでそれは同時代の写真ということ。
ウェルティの眼差しは、もう少し穏やかなものです。
全226点の作品が収められた素晴らしい写真集ですが、本品は残念ながら乱丁があり、数ページが前後・重複・欠落しています。
なので、3200円の価格にする予定でしたが、特価880円という設定にしました。
本書は古書市場で3000円台後半から5000円はする本ですので、この価格で入門として彼女の写真を見てみるのも良いかもしれません。
この本のみでしたら、レターパックライト430円で発送できます。
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著者:Eudora Welty(写真)
出版:University Press of Mississippi
発行:1989年
ペーパーバック:ノンブル記載なし、全226プレート
サイズ:23.3×26×2.1 cm
言語:英語
状態:古い本ですので表紙に多少のスレ等ありますが、全体に状態良好。ただ最後のページから数ページ、底部にシミがありますが、写真には影響ありません。