戦後すぐの小型車「MICROCARS」バブルカー
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戦後すぐの小型車「MICROCARS」バブルカーの商品説明
「マイクロカー」と呼ばれるものは第二次世界大戦後に、雨後の筍のような群小自動車メーカーが出現したものです。
資源もまだ足りない時期でしたから、安く個人の自由な移動を確保するには良く、さまざまな実験が試みられました。
表紙のイセッタのようにクルマの前部が開いて乗り降りとか、前に車輪はひとつ、つまり三輪車とか。
日本ではダイハツ・ミゼットというのが三輪車としてヒットしました。
本書はイギリスのイセッタ愛好会の設立者で、マイクロカーに詳しいトニー・マーシャルが編集したものでよく写真を集めています。
1950年代半ばくらいまでは、群小メーカーが多く参入したので、デザインが奇妙なものがたくさん作られます。
そんな「なにこれ〜」というようなものがたくさん集められ、楽しくなります。
戦後復興がなされ、豊かになった50年代後半以降はマイクロカーは急速に消え、60年代初頭までには多くの群小メーカーも倒産、あるいは吸収・合併されていきます。
それはどこの国でも同じような状況でした。「バブルカー」とも呼ばれるのはそんな泡沫のイメージからです。
一方、飛行機のキャノピーのような丸いフロントのデザインも流行ったことから「バブルカー」と呼ばれたとも言われます。
本書は視覚的にも魅力的で、自動車史というより「戦後のデザインと生活感覚の図鑑」のような楽しさがあります。
ちなみにイセッタ、メッサーシュミット、ハインケルなどの大きなメーカー(あるいは航空機産業だったところ)は、マイクロカーで独自の地位を占めて成功した部類です。
著者のマーシャルが、とんでもなくマイナーそうなクルマにまで短い解説を付けているので、そこにも感心した本です。
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著者;Tony Marshall
出版社:Sutton publishing
発行:2000年
ペーパーバック:160ページ
サイズ:17.5 x 24.5 x 1 cm
言語:英語
状態:経年感なく、状態良好です。