John Singer Sargent(ジョン・シンガー・サージェント画集)
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John Singer Sargent(ジョン・シンガー・サージェント画集)の商品説明
19世紀後半のパリ、ロンドンの上流階級の間で絶大な人気を誇った肖像画家ジョン・シンガー・サージェントの大部の作品集。
サージェントは1956年にヴェネツィアで生まれたアメリカ人で、ローマで絵画教育を受け、その後パリで成功しました。
最も有名は絵は『マダムX』という黒のイヴニングドレスの女性の絵ですが、これは最初に官展に出品されたときにスキャンダルになります。
実在の社交界の有名女性をモデルにしながら淫らで品がないとされ、サージェントは描き直すことになります。
元の絵は残っていませんが、オイルデッサンは残されており、こちらに参考資料として掲載しておきます(本書未掲載・最後の写真)。
ようするに肩紐が片方なかったわけですが、これが19世紀末には大きなスキャンダルとなったわけです。
サージェントの絵は通俗的で卑俗でいかにも上流社交界ウケするものですが、風俗史的にみると当時のモードなどが知れてとても面白く感じます。
しかも彼はクライアントウケする絵を進化させ、プロポーションはほとんど綺想といえるほどになります。
12頭身くらいのマニエリスム絵画のようなとんでもない肖像画を描くようになり、当時最もギャラの高い肖像画家となっていきます。
スキャンダル後はロンドンに居を構え、その後、アメリカ社交界にも進出しました。
本書は初期の作品から後期まで全体を追って、296ページに及ぶ「サージェントの作品と生涯」といった感じの本ですが、フルカラーではないところが残念です。
しかし作品掲載点数はひじょうに多く、サージェントの全貌を見渡せる本となっています。
大判サイズですので、レターパックプラス等に入りません。佐川急便での発送となります。
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著者:Patricia Hills
発行:1987年
出版: Abrams
ハードカバー:244ページ
サイズ:23 × 30 × 2.5 cm
言語:英語
状態:カバーに若干のスレ、表4側に若干のアタリがありますが、ビニールカバーを付けてあります(表紙写真のテカリはそれゆえです)。中はとても良い状態です。