セシル・ビートン英王室写真集「The Royal Portraits」
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セシル・ビートン英王室写真集「The Royal Portraits」の商品説明
正直、このカバー写真でこの写真集を買いたいと思う人はかなり少ないでしょう。
ビートン本人のサインを上部に置いたレイアウトもダサいですし、ビートンの本質を表した写真でもないです。
ただし、中を見るとそんな感想は一変してしまいます。
英王室家系図などから始まって俗物趣味満載かと思えば、ビートンの写真術の内幕、
あるいは王族のポートレートが肖像画時代からどう受け継がれ変遷してきたかなど、じつに充実した興味深い内容となっています。
そしてビートンのモノトーン写真からカラー写真(トーンが素晴らしい)まで、その美しさに圧倒されます。
被写体がそれほど美しくなくてもビートンは限りなく美しくしてしまうのです。
実際、エリザベス女王の若き日、戦時中の映像などを観てこちらのビートン写真を見ると驚かされます。
彼女はこんなにも美しかったのか、と。すべてはビートン・マジックなのですが。
面白いのはチャールズ皇太子が、若き日の写真からすでにどこかヘンな感じを漂わせているところです。
一種の畸形性を感じさせるところがあって、彼が王室でどのような位置にいたのかを想像させるところがあります。
そしてビートンと一緒に写った写真を見ると、圧倒的にビートンのほうが貴族的に見えるという皮肉も垣間見えます。
ファッション・フォトや著名人のポートレートで有名なビートンですが、皇室付きの写真家としての彼の素晴らしい力量
(技術的なことは下手だったと本人が認めていますが)を知ることができる傑作写真集といえるでしょう。
この本のみでしたら、レターパックライト370円で発送できます。
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編集:Roy Strong
出版社:Thames & Hudson
発行: 1988年
ソフトカバー:262ページ
サイズ:22 x 30 x 2 cm
言語:英語
状態:表紙小口側下部に折れ跡がありますが、あまり気にならない程度と思います。それ以外は古い本の割には程度良好です。