ブラッサイ写真集「Brassai: The Secret Paris of The 30's」
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ブラッサイ写真集「Brassai: The Secret Paris of The 30's」の商品説明
夜のパリを徘徊し多くの写真を残したブラッサイの写真集。
1899年オーストリア＝ハンガリー帝国生まれのブラッサイ（現在ではブラッシャイの表記も）は1920年代にベルリンに、
1924年にはパリに拠点を移して写真を撮り続けました。
日本では1970年代に『未知のパリ・深夜のパリ』が刊行され話題になり、パリの夜、とくに娼婦とカフェのカップルの写真がよく知られるようになります。
本書は1930年代のパリの夜、太って老いた娼婦の写真など有名なものも収められていますが、ブラッサイの視線はそこだけではありません。
ナイトクラブ、夜のサーカス、売春宿、ミュージック・ホールやダンス・ホール、そして最後に「ソドムとゴモラ」と題された章がきます。
ここが圧巻なのですが、衣裳倒錯、同性愛者らの集まるナイトクラブの様相が捉えられています。
ベルリンの同性愛者のナイトクラブは有名ですが、パリも性には寛容でしたから似たようなものだったのかも知れません。
こちらに掲載した最後の写真、見開きとも男装をした女性です。
英語での文章が添えられていますが、これはジャーナリストとしても活動したブラッサイ本人が、写真を撮ったときのことを解説しています。
Amazonでは成人本扱いになっていますが、生きるための欲望と、内容の重さを孕む写真集だと思います。
この本のみでしたらレターパックライト370円で発送できます。
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発行：2001年
出版社：Thames & Hudson
ペーパーバック：192ページ
サイズ：21 × 27 × 1.5 cm
言語：英語
状態：多少の経年感がありますが、概ね状態良好です。