フィルム・ノワール「Film Noir」
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フィルム・ノワール「Film Noir」の商品説明
かなりの数が作られたフィルム・ノワールと呼ばれる作品群から精選した作品を選んで写真メインに解説・批評を添えて構成した本です。
「フィルム・ノワール」がフランス語なので、フランスのギャング映画を定義した言葉だと思っている人が映画好きにもいますが、
映画史的な定義では、1940年代から1950年代後半にハリウッドで倫理コードの制約のなかでつくられた一群の犯罪映画のことをいいます。
(フランスの暗黒街映画はフレンチ・ノワールと言います)
プログラム・ピクチャーと呼ばれる興業システムのなかで製作されたもので、予算も多くないものがほとんどですが、それゆえに独特の文体、映像(ほとんどがモノクロ映画)、
そしてファム・ファタール(宿命の女)という世紀末由来の女性像を再来させたジャンルともなっています。
本書は、その傑作と言われる作品の多くを網羅しています。
前史的にフリッツ・ラングの「M」やジュリアン・デュヴィヴィエの「望郷」から説きおこしますが、「深夜の告白」「幻の女」「過去を逃れて」「孤独な場所で」など、
まさにノワール!という作品が紹介されていきます。
章立てのセンスも良く「Docu-Noir」「Woman in Film Noir」などといった項目があり、エレノア・パーカー主演の名作「女囚の掟」などまで載せています。
また監督でも項目をつくっていてエドガー・G・ウルマー、ジャック・ターナー、ロバート・シオドマーク、ジョセフ・H・ルイス、ニコラス・レイ、
ロバート・アルドリッチ、オーソン・ウェルズらを語っています。
日本でいうとDVDシリーズで発売された「巨匠たちのハリウッド」や「フィルム・ノワール・ベスト・コレクション」などの人選・作品選定と近いもので、
これは日本のDVD発売元ブロードウェイが参考にしたのかもしれません。
英語表記だと邦題を調べるのが面倒ですが、それでもフィルム・ノワール好きには良い指針となる解説本です。
この本のみでしたらクリックポスト198円で発送できます。
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編集:SÉric Buffetaud
著者:
出版社:Bibliothèque historique de la Ville de Paris
出版社:Taschen
発行:2004年
ソフトカバー:192ページ
サイズ:20 x 25 x 1.5 cm
言語:英語
状態:ほんの少しの経年感がある程度。状態良好です。