マイケル・イングリッシュ画集「Michael English: 3D Eye」【20%OFF 2000円→1600円】
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マイケル・イングリッシュ画集「Michael English: 3D Eye」【20%OFF 2000円→1600円】の商品説明
スウィンギング・ロンドンをファッションとイラストレーションで主導した〈Granny Takes A Trip〉のナイジェル・ウェイマス。
彼がイラストでチームを組んだのがマイケル・イングリッシュです。最初のユニット名は〈Cosmic Colors〉。
名前は何度も変わりますが、一番有名なのは1967年からの〈Hapshash coloured Coat〉でしょう。
ロンドン・サイケデリアの最先端で彼らは幾多の傑作ポスターを残します。
その後、サイケデリックの終焉とともにユニットは解散。ナイジェルは画家となり、マイケル・イングリッシュは手法を変えてイラストレーターを続けます。
1967年のハプスハッシュ・カラード・コート時代のサイケデリック色の強いポスター、
そして1968年からのアール・デコ的なリアリズム風に変化していくさま......このあたりはBIBAの広告イラストの変化とも似ていて、とても面白いです。
まさに〈Mr.Freedom〉あたりの「ロンドン・ポップ」のスタイルを思い起こさせます。
そして1970年前後からのエアブラシによる本格的なハイパー・リアリズムへとマイケルの画風は変化していきます。
本書には1966年から1979年までの作品が掲載されていますが、1966年のイラストはなく〈Granny Takes A Trip〉と〈Hung On You〉のファサード写真が掲載されています。
〈Hung On You〉もマイケル・イングリッシュだったんですね!
ともかくロンドンのポップ・カルチャーの変化をまさにマイケル・イングリッシュが主導していたのがよくわかる貴重な画集であり、
さらにイラストのテイストの変遷がそのままロンドンのポップ・カルチャー史でもあるという希有な才能でもあります。
このあたりは拙著『BIBA スウィンギン・ロンドン1965-1974』と『Girly Phenomenon 60/70』に詳細を書いていますので、ご興味のある方はそちらをどうぞ。
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出版社:Dragon's World
発行:1979年
ペーパーバック:108ページ
サイズ:21 × 28.2 × 1.1 cm
言語:英語
状態:古い本ですので多少の経年感があります。並みの古書といった感じです。