Lady Cottington's Fairy Album
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Lady Cottington's Fairy Albumの商品説明
じつは本書のことをよくわかってないのですが、ヴィクトリア朝時代の有名な「コティングリー妖精写真事件」に想を得て、「レディ・コティントン」を創造したのだと思います。
レディ・アンジェリカ・コティンガムの実在した日記の複製という体裁をとっています。
彼女は押し花のように妖精を捕まえては、それを本に挟んで押しつぶし日記を記していった...
妖精写真を左ページに配し、右ページには押しつぶされた妖精のイラスト。けっこう笑えます。
妖精写真はコティントン家に伝わるアーカイヴとして、いかにもヴィクトリア朝写真らしく仕立てられています。
造本も凝っていて、カバーデザインも本文もわざとエイジング加工し、印刷された妖精写真の上にもう1枚写真を貼ったりしています。
これはお尻を出した淫らな妖精の上に、淑やかぶった同じ妖精の写真を貼るという凝りよう。
張り付けられた封筒にはシミまで付けられて手紙も同封されています。
可愛らしい妖精から淫らな妖精まで、それもすべて実在した風に装って仕立てられた内容のようです。
本書は著者のブライアン・フラウドが最初に刊行してヒットした『Lady Cottington's Pressed Fairy Album Journal』の続編ということになっています。
いかにもイギリスらしい洒落の効いた本です。
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著者：Brian Froud
出版社：Pavilion Books
発行：2002年
ハードカバー： 64ページ
サイズ：23.5 x 31 x 1.2 cm
言語：英語
状態：多少の経年感がある程度、ほぼ状態良好です。