分離派建築会100年 展 【図録】
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分離派建築会100年 展 【図録】の商品説明
戦前日本で結成された分離派建築会に焦点を当てた2020年の展覧会の図録。
本の解説にいつも個人的なことを書いて恐縮ですが、筆者は40年ほど前、この分離派研究会などをメインに武蔵美の卒論を書きました。
その頃は資料も少なく、東大工学部の図書館に通って戦前の建築雑誌を漁って、なんとかまとめていったものです。
ですから本展では、懐かしい図版資料に再び目にすることができ、また見たこともない資料にも出会えて感慨深かったです。
石本喜久治や山田守の卒業制作での図面、瀧澤眞弓のいかにも表現主義的な建築の模型、堀口捨己の斬新な住宅建築等々...
彼らのデビューとなった平和記念東京博覧会のさまざまな図版資料なども貴重でした。
展覧会で圧巻だったのは、山田守が渡欧時に撮った8mmフィルムの上映で、これは素人撮影ながら映像としても面白いものでした。
ただ、展覧会としてはちょっと物足りないところはあったのですが、図録のデザインが西岡勉。
この人は「ヘルマン・ムテジウスとドイツ工作連盟展」の図録などもそうですが、ダイナミックなレイアウトが大変うまく、
展覧会そのものよりも、むしろ図録のほうが面白く見えるといった感じにまで高めています。
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出版社:朝日新聞社
発行:2020年
ソフトカバー:276ページ
サイズ:19 x 24.7 x 2.2 cm
言語:日本語
状態:若干の経年感があるかどうか、といった感じのきれいな本です。
