フランソワ・コラー写真集「François Kollar」
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フランソワ・コラー写真集「François Kollar」の商品説明
ハンガリー/チェコスロバキア語圏の写真家、フランソワ・コラーの大判の作品集です。
フランソワ・コラーは1904年にオーストリア=ハンガリー帝国時代に現在のブラチスラバ近くで生まれました。
最初は鉄道会社に就職した彼は写真家への夢を捨てきれずに、絵画の複写専門のスタジオに入って写真の道を歩みます。
一度、チェコでスタジオを開設しますが、パリで出会った女性を忘れられず、パリに戻ってそこで本格的に写真の仕事を始めます。
そしてこの女性、フェルナンデ・パピヨンとは結婚するというロマンティックな人生を辿りました。
パリでの文化人脈(ベニートやポール・イリブ)から広告写真をメインに、さらにファッション・フォト、著名人のポートレートなどを撮って名声を勝ち得ていきました。
ただし第二次大戦以降はちょっと忘れ去られた感じになり、現在ではそれほど知名度は高くない写真家となってしまいました。
ただ、写真集の刊行などで再評価されている感じもあります。
こちらの写真集はコラーの撮った写真の全分野を網羅したものです。
鉄道会社にいたこともあって、インダストリアルな写真はモダニズム・スタイルとも合致してコラーならではの斬新さがあってとても魅力的です。
また多重露光やソラリゼーションの実験も多く、ひじょうにアヴァンギャルドなところもあります。
ファッション・フォトでもソラリゼーションの実験をするあたりはマン・レイを思い起こさせます。
脚へのフェティッシュな眼差しとか「物」への執着など、コラー独特のフェティシズムもあるような気がします。
著名人写真では、ココ・シャネルの有名なポートレートも撮っています。写真家を知らずにこの写真はご存じの人も多いと思います。
スキャパレリも!と、このあたり1930年代のフォトグラファー事情(ホルスト・P・ホルストなど)も思い起こさせますね。
コラーの本格的な活躍は1930年代に入ってですが、当初はモデルを使うお金がなく妻をモデルに撮っていたそうです。美しかったのでしょうね。
写真には影響ありませんが、比較的強めの角打ちがありますので価格を安めにしています。最後の写真でご確認ください。
横幅があり、レターパック等に入りませんので佐川急便での発送となります。
複数冊ご購入の場合は、2〜3冊まで佐川急便、3〜4冊以上は佐川急便(複数冊)の選択をお願いします。
著者:Patrick Rogiers、Dominiue Baque
出版社:Philippe Sers
発行:2009年
出版:Taschen
ハードカバー:192ページ
サイズ:24.5 × 31× 2.5 cm
言語:フランス語
状態:角打ちがあり、本体にも影響しており前半ページではわかりますが、写真そのものには影響はありません。