デペロの未来派芸術 展【図録】/フォルトゥナート・デペロ
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デペロの未来派芸術 展【図録】/フォルトゥナート・デペロの商品説明
2000年に東京都庭園美術館、サントリー・ミュージアム[天保山]で開催されたフォルトゥナート・デペロ展の図録。
正直、よくデペロなんかを開催したなぁと驚いたものです。
日本ではイタリア未来派のまとまった展覧会も少なく、美術書も洋書に多くを頼るような状況で、けっこうマニアックな人に焦点を当てたと思ったのです。
デペロを知ったのは、「ボルト本」と呼ばれるボルトで綴じて製本した『未来派デペロ』というデペロ自装の1927年刊行の本。
未来派に関する決定本ともいえる1986年刊行の『Futurismo&Futurismi』を見てのことでした。
そして「ボルト本」と同じ年にパヴィリオンとしてデザインしたいわゆるタイポグラフィ建築の格好良さ。
どちらもここに写真を掲載しました。
そこからデペロにハマって調べるとなんと誕生日が筆者と同じでした。
一気に好きになったのですが、よくよくデペロの作品を見ていくと微妙なものもたくさんあります。
とくに1920年代後半、前衛が古典主義回帰し始め、ドイツで新即物主義が興る頃、デペロの前衛的キュビスムの手法もどこか卑俗さを帯び始めます。
とくにデペロの場合は広告デザインにも手を染めていたので、そうした世情の移りに敏かったのでしょう。
そうした面も含めて、面白い存在だと思うのです。
図版としてはとても充実しており、日本でこれだけのものが開催されたことに驚くほかありません。
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発行:2000年
ソフトカバー:208ページ
サイズ:22.7 x 27.4 x 1.8 cm
言語:日本語
状態:黒地にマットPP加工の表紙ですので、スレが若干目立ちます。それ以外は状態良好です。