浮世絵名作選集 5 清長
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浮世絵名作選集 5 清長の商品説明
いわゆる江戸の「六大浮世絵師」のひとり鳥居清長の作品集。
ちなみに彫刻家イサム・ノグチの父である作家、野口米次郎が挙げた6人とは、春信、歌麿、写楽、北斎、広重、そして清長となります。
清長は春信と歌麿に挟まれた世代ですが、独特の流麗な曲線と8頭身美人で人気となった浮世絵師です。
おおよそ当時の日本人のスタイルとはかけ離れた、このアタマの小さな八頭身美人というのは、どこから来たものかとても不思議です。
一節では長崎に入ってきた西洋画などの影響ではないかと言われています。
当時は田沼意次の開国政策によってヨーロッパの文物や絵画における遠近法なども少しづつ入ってきた時代でした。
ちなみに当時の日本女性の平均身長は140〜150cm。清長の八頭身バランスをから身長を推定すると170cm程度の女性になるそうです。モデルですね!
清長の美人画は立っていても座っていても、表情から着物まで、固定することない流れるような曲線が魅力だと思っています。
もちろん浮世絵のスタイルがそういうものでしたが、春信と清長はとくに際だっているように感じるのです。
西洋美術史で言うならロココの時代を生きた清長ですが、そのスタイルからは春信同様のマニエリスム的なものを感じないわけにはいきません。
本書は1967年刊行の「浮世絵名作選集」の第2巻です。
つくりがじつに丁寧で浮世絵を思わせるようなざらついた紙を小口側で半折りにして片ページにのみ印刷しています。
裏写りがないように、そして次ページのインクが前のページの絵に影響しないようにと配慮した造本です。
この本のみでしたらクリックポスト198円で発送できます。
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編集: 日本浮世絵協会
出版:山田書院
発行:1967年
ハードカバー化粧函入り:ノンブル記載なし
サイズ: 24 x 32 x 1.8cm
言語:日本語/英語
状態:化粧函の若干のスレがある程度。全体に状態良好です。