ドアノーのパリ「Le Paris de Robert Doisneau / Max-Pol Fouchet」
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ドアノーのパリ「Le Paris de Robert Doisneau / Max-Pol Fouchet」の商品説明
ロベール・ドアノーが撮ったパリのさまざまな情景に詩人のマックス＝ポル・フーシェがテキストを添えた写真集。
初版は1970年刊行。こちらは1987年の再刊になります。
掲載された写真の撮影場所はキャプションに書かれていますが、日時のデータがないので厳密にはいつ撮った写真かわかりません。
おそらく1950年代後半から60年代後半までのもの、多くは60年代だと推測します。
1940年代、50年代に膨大な量のパリ写真を撮ったドアノーにしてみれば、60年代の変化はとまどうものだったことでしょう。
本書の写真のそこかしこに、そんなドアノーのとまどいを感じることができます。
昔ながらのパリ風情を求めながらも、もうそんなものは少ししかなく、変容するパリを追いかけなきゃならない、そんな気持ちでシャッターを押していたような感じです。
本サイトで紹介して大きな反響を呼んだペーター・コルネリウスのようにカラー写真だったら、また違ったのでしょうが、
ドアノーはルノーに勤務してたときにカラー写真を探求していたのに、その後はブラック＆ホワイトで通しましたからね。
いろいろツッコミどころのありそうな、でもこれはこれで面白い写真集です。
ダストカバーを取ると角背の造本で、なかなか良い風情です。
この本のみでしたら、レターパックライト370円で発送できます。
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著者：Robert Doisneau（写真） Max-Pol Fouchet（文）
出版社：Edition Messidor
発行：1987年
ハードカバー：ノンブル記載なし。厚さ2cmを超えますのでそれなりのページ数はあります。
サイズ：22 × 28 × 2.2 cm
言語：フランス語
状態：若干の経年感がありますが、ほぼ状態良好です。ダストカバーにビニールを付けてあります。