万博の未来デザイン史「Exit to Tomorrow」
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万博の未来デザイン史「Exit to Tomorrow」の商品説明
万博の「未来展示」を辿りつつ「未来デザイン」の歴史をグラフィカルに展開した画期的な本。
19世紀からの万博史ではなく、1933/34年のシカゴ万博から始めているのが慧眼で、このシカゴ博の標語は「進歩の世紀」。
アメリカで明確なカタチを撮り始めた「インダストリアル・デザイン」の未来志向、流線型デザインが典型的に表出した博覧会でした。
そこから37年のパリ万博、1939/40年のニューヨーク万博へと展開していきます。
手前味噌になりますが拙著『パスト・フューチュラマ』(2000年)で展開したのが、まさにこのあたりの博覧会史を辿り、
「過ぎ去った未来」という概念に明確な輪郭を与えることでした。
本書では42年のローマ博、58年のブリュッセル博......最後は日本の愛知万博で締められます。
夥しい量の未来志向の展示物図版が掲載されており、ここまで徹底して万博が提示した未来をまとめた本はおそらくこれまでなかったのではないでしょうか。
展示物がメインですが、パビリオン建築や副題にあるようにファッションまで扱っています。
ニューヨーク博に合わせて『Vogue』誌が1939年2月号で特集したインダストリアル・デザイナーらによる未来ファッション(持ってます!)まで掲載しています。
この号は稀覯本になっていて、アメリカ文化史研究の原克は、編集者にアメリカ中を探させたと著書に書いていました。
もはや万博そのものが死に体となってしまっていますが、本書に紹介されている大阪万博までの展示では、その「輝かしき未来」を懐かしく顧みることができます。
「明日への扉」は、もはや過去に向かってしか開かれていないのでしょうが......
この本のみでしたらレターパックプラス520円で発送できます。
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編集: Andrew Garn他
出版社:Universe Publishing
発行:2007年
ハードカバー:224ページ
サイズ:22.5 x 22.3 x 2.8 cm
言語:英語
状態:ダストカバーに若干の経年感、小口角に軽いアタリがありますが、概ね状態良好です。