ザビーネ・ワイス写真集「Sabine Weiss」（新本）
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ザビーネ・ワイス写真集「Sabine Weiss」（新本）の商品説明
スイス出身、フランスで活動した女性フォトグラファー、ザビーネ・ワイスの写真集。
1924年生まれ、18歳でスタジオに入り写真を学び始めたワイスは戦後すぐの1946年にパリに移ります。
その後、1950年にはフランス通信社と契約を結ぶことによって、同じく契約していたドアノーらの写真家と知り合い、
それが彼女の作風をフランスの「ヒューマニスト・フォトグラフィ」運動に近づけていきます。
作品を見るとドアノーやイジス、ウィリー・ロニなど「ヒューマニスト・フォトグラフィ」の写真家らと共通するものを感じます。
一方で彼ら以上に「光と影」に対して鋭敏な美意識を持ったであろうワイスの独自性も見えます。
本書は1940年代末の作品から60年代初頭の作品を収めていますが、メインは1950年代です。
この時期、彼女はパリ風情を撮っただけでなくモスクワにも行っています。60年代初頭にはニューヨークにも。
写真文体が「場所」からインスパイアされて変化するのは、カルティエ＝ブレッソンなどにも見られますが、
ワイスもニューヨークに行くとパリとはかなり趣の違った写真を撮っています。
最後にコンタクトシートにチェックを入れたものの写真が掲載されていて、これもちょっと面白いです。
用紙がちょっとざらつき感のある紙で、そこに黒がよく馴染んでとても良い印刷です。
素晴らしい写真集です。
横幅のある大型本ですので佐川急便での発送となります。
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著者：Sabine Weiss（写真）、 Pascal Cribier（文）
出版社：Editions Xavier Barral
発行：2018年
ハードカバー：178ページ
サイズ：24 x 29 x 2 cm
言語：フランス語
状態：シールド未開封の新本ですが、中の撮影のために開封して一度開いた本です。