ケ・ブランリ美術館ガイドブック「le guide du musée du quai Branly」
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ケ・ブランリ美術館ガイドブック「le guide du musée du quai Branly」の商品説明
ケ・ブランリ美術館、ご存じでしょうか?
2007年にパリ七区にオープンしたアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの文物に特化した美術館です。
美術館の設計はカルティエ現代美術財団の建物、あるいは日本の電通本社で知られるジャン・ヌーヴェル。
建物の外観は造園家のパトリック・ブランの設計によって建物外壁に植物が植えられているようです。行ってみたいですね。
本書はそのガイドブック。
ガイドブックというと有名観光地や美術館で、観光客用に売られている各国語に訳されたダサいデザインの本を思い起こしますが、本書はまったく違います。
造本が良いです。
ペーパーバックの本体に透明ビニールのカバーを付け、ビニールにはパトリック・ブランによる植物を思い起こさせるように葉が印刷されています(掲載写真2枚目)。
300ページを超える本文には、これでもか!というくらい図版が詰め込まれています。
それがこの美術館の所有するアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの文物ですが、ともかく範囲が広く、しかもマニアックです。
装身具、テキスタイル、彫刻品、仮面、宝飾品、人形......ありとあらゆるものが詰まった感じで圧倒されます。
しかも持って歩けるようなコンパクトなガイドブックなので、その集約感は半端ではありません。
造本に凝っていて、時折、収蔵品写真のページに当時の風俗を捉えた古い写真を小さなサイズで挟み込んだりしています。
2見開きほど写真掲載しましたが、これは切り抜きではないのでお間違えなく。
先日、拙著『20世紀初頭のロマンティック・ファッション』の〝アール・ネーグル(黒人芸術)〟について書いたページを再読していたのですが、
こういう美術館が作られるところがパリらしさですね。
それは文化許容の幅広さであるとともに、じつは文化収奪という逆の側面も孕んでいるわけですが。
西洋文化はそうしてエキゾチシズムを吸収して、自身の文化を延命させてきたというのが持論です。
ともかく本書は圧倒的な本です。たしかにガイドブックかもしれませんが、それを超えた素晴らしい資料集でもあります。
この本のみでしたら、レターパックライト(370円)で発送できます。
複数冊ご購入の場合は、2冊まで佐川急便、3冊以上は佐川急便(複数冊)80サイズの選択をお願いします。
発行:2006年
出版 : musée du quai Branly
ペーパーバック:308ページ
サイズ:13 × 21 × 2 cm
言語:フランス語
状態:カバーに付けられたビニールに若干の経年感等ありますが、概ね状態良好。