日本美の再発見者 建築家ブルーノ・タウトのすべて【図録】
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日本美の再発見者 建築家ブルーノ・タウトのすべて【図録】の商品説明
1984年に国立国際美術館、武蔵野美術大学美術資料図書館などで開催された展覧会の図録。
じつはその数年前、ムサ美在学中の卒論で、タウトなどを含む表現主義建築について書いて賞を取ったのですが、この展覧会は知りませんでした。
ムサ美には良い思い出がなかったから関心も離れてしまっていたのかもしれません。
ブルーノ・タウトといえば1910年代のユートピア建築構想「アルプス建築」のスケッチ群が有名です。
本書にもそれらがかなり掲載されているのですが、小さな図版で並べられているのがちょっと残念。
1916年の表現主義的な「ガラスの家」は内部の写真(当時撮影のもの)も充実しています。
その後、タウトはモダニズム美学に移行してジードルンク(集合住宅)の設計に注力しますが、初期の「田園都市ファルケンベルクの住宅群」あたりから始まって図版もかなり充実した内容です。
タウトには表現主義やドイツ的なもの、ちょっとした中世志向、それにコンスタンチノープルに行ったことで受けた東方からの影響など、
いろいろな要素が入っていて、とてもユニークな建築家だと思うのですが、本書はかなりの量の図版でそれらの多様な傾向を網羅してる印象です。
また巻頭の執筆陣がドイツ文学の平井正先生(個人的にお世話になりました)、ムサ美の長谷川堯、表現主義建築に詳しい山口廣、京大の土肥美夫、さらに阿部公正などかなり充実しています。
どれもさすがに面白味のある文章を書いていて、贅沢な内容だと思いました。
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発行:1984年
ペーパーバック:144ページ
サイズ:25 × 24 × 1.2 cm
言語:日本語
状態:古い本で表紙周りに多少のスレ感等ありますが、全体に比較的きれいな状態です。