ミシェル・ユエ写真集 アフリカン・ダンス「Danses D'afrique」
¥4,400(税込) 残り0点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
ミシェル・ユエ写真集 アフリカン・ダンス「Danses D'afrique」の商品説明
フランスの写真家ミシェル・ユエ。日本ではほとんど知られていませんが、その写真生活のほぼすべてをアフリカや西インド諸島などで送った珍しい人です。
彼は生前4冊ほどの写真集を出しましたが、本書はその最後のもの、大判の写真集です。
ともかく傑作です。写真が、という以上にアフリカの人々の民俗、装束が。
全ページ圧倒されまくりました。西洋的な美学からみれば奇怪、なおかつ奇妙かもしれませんが、こうした装束を生んできた想像力に圧倒されます。
彼・彼女らの装束をよく見てください。これはモード写真集か?と思わせる向きがあります。
西洋が失った根源的なチカラを感じざるを得ません。
といってもここに登場した人たちもいまでは西洋化されてしまったのかもしれませんが。
ユエは、ただドキュメンタルにアフリカ〝原住民〟の風俗を撮ったわけではありません。
その瞬間を撮る確実な美意識があり、また遠景からの写真などを見れば、その空間意識はよくわかります。
またモノクロ写真とカラー写真の撮り分けがじつに良い効果をもたらしています。
1917年生まれのユエは第二次世界大戦に従軍カメラマンとしてセネガルに行ってアフリカに魅了されます。
その後、自分の会社を設立してアフリカ、西インド諸島、インド洋周辺の国々をずっと撮影して周ります。
それはフランス国内のグラフ誌に掲載して「仕事」となったからでした。
1900年代初頭からピカソ、ヴラマンク、マティスらがアール・ネーグル(黒人彫刻)を〝発見〟したフランスの美意識の土壌からすれば
アフリカ美術への関心は他の西欧の国々よりも高かったという素地があります。
ユエは1996年に亡くなります。本書はその死の2年前に刊行されました。
大型本ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
著者: Michel Huet(写真・文)
出版社:Edition du Chene
発行:1994年
ハードカバー:172ページ
サイズ:26 x 31.7 x 2.2 cm
言語:フランス語
状態:わずかに経年感がある程度。とても良い状態だと思います。