ヴァン・ド・ヴェルド展(アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ)【図録】
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ヴァン・ド・ヴェルド展(アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ)【図録】の商品説明
1990年に東京国立近代美術館工芸館、その他で開催されたヴァン・ド・ヴェルド展の図録。
日本では「アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ」の表記のほうが多く、このヴェルド表記はちょっと馴染まない気がしました。
ヴァン・デ・ヴェルデはベルギー出身でパリに学び、その後、故国ベルギーで多くの建築、家具、工芸品などを手がけます。
アール・ヌーヴォーのデザイナーですが、1902年にはドイツに渡りワイマールで工芸セミナーを開設、ドイツ工作連盟にも加入しています。
ヴァン・デ・ヴェルデのデザインは甘く蕩けるような曲線で、フランスのアール・ヌーヴォーの一種、世紀末の病のような極端な曲線とも異なります。
それはベルギーの洗練であったのかもしれませんし、ヴァン・デ・ヴェルデが時代の転換期にいて、モダニズムのほうも向いていたこともあるのかもしれません。
カトラリーなどのデザインにはモダニズムの匂いも感じますが、のちにドイツ工作連盟で「規格化」を進めるヘルマン・ムテジウスと対立し組織を去っています。
やはり本質は、アール・ヌーヴォーの「工芸」的世界の人だったのでしょう。
おそらく日本でヴァン・デ・ヴェルデ作品のまとまった展覧会は、この1990年の展覧会のみだったような気がします。
テキスタイルやブックデザインなど展示は多岐に渡り、とても良い展覧会でした。
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発行:1990年
ペーパーバック:138ページ
サイズ:22.7 × 30.5 × 1.4 cm
言語:日本語
状態:表紙に軽い折れ癖のようなものがあります。並下くらいの古本です。