究極の服飾史図鑑「Fashion: The Ultimate Book of Costume and Style」
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究極の服飾史図鑑「Fashion: The Ultimate Book of Costume and Style」の商品説明
イギリスのDK Booksから刊行された大判かつ分厚い図解服飾史の傑作本。
テーマ設定が絶妙に面白くマニアックで、下手な服飾史本など、これを見たら読む必要がなくなりそうです。
と書いている私も2013年に従来の凡庸な服飾史からまったく隔たった『流行服 洒落者たちの栄光と没落の700年』という本を書きました。
MOOKとして出たので2ヶ月程度で書店の棚から消えて売れなかったのですが...いまは高値になっているようです。
こちらのDK本のことは知らずに書いたのですが(そもそもこの本と同じ時期に進行していた)、いくつものテーマが共通していることに驚きました。
タヤートのモダニズム服などをうまくまとめています。あと18世紀のマカロニ族など。テンション上がりますね、こういうのは。
図版は当時の銅版画、手彩色本の絵から、さまざまな写真までじつに良く集めています。図版集めだけで相当な労力だとわかります。
また細部の解説もあり、素晴らしい編集センスです。
レイアウトも良く、エポックとなるところで左右ページを上下に使ってレイアウトするなど、よく工夫されています。
第二次世界大戦時のイギリス軍の女性兵士の制服を見開きで展開するなど、泣けてきますね。
ズーティも「Hipsters and Teddy Boys」の項目で抜かりなく、BIBAを見開きページで展開してしたりしています。
服飾史本の金字塔と言って良いでしょう。
フルカラー480ページ、ずっしりと重い本ですがデータ量の多さがそのまま重さになった感じです。
この本の存在はじつは5年前に知ったのですが翻訳本も出ていました。
それを知らなかったというのもマズイのですが、2万円程度したそうです。
Amazonのレビューで面白いのがありました。
「通常、翻訳だけで本の値段が4倍にもなることはありえない。2万は明らかにボッタクリである。
著者については[監修]深井晃子 程度にしか書いておらず、この本が翻訳本であることは全く感じ取れない。
この様な金の稼ぎ方に2万も落とすのは社会にとって良くない。」
日本の出版事情からすると版元の値段の付け方も分からなくはないですが、2万円もしたら貧しい人は文化を共有できないではないですか!
深井晃子さんはどのように考えたのでしょう。
スレや傷みもありますので、状態欄を良くお読みください。
大判ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
編者:DK Books
発行:2012年
出版 : DK Books
ハードカバー:480ページ
サイズ:25.5 × 31 × 3.7 cm
言語:英語
状態:表紙に一箇所のスレ、上部にアタリ(写真最後から2枚目を参照してください)、背の裏表紙側に5cmほどの亀裂(写真最後・本体にはガタツキ等影響ありません)。他は状態良好。