東京─ベルリン ベルリン─東京 展【図録】
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東京─ベルリン ベルリン─東京 展【図録】の商品説明
2006年に森美術館で開催された展覧会の図録。
この展覧会は一種の衝撃でした。ともかくものすごい物量でベルリンと東京のアート/写真などの世界を展開したからです。
一応、現代までやってますが、多くは1910年代、20年代あたりです。
ドイツ表現主義(建築/美術)だの、ベルリン・ダダだの、モダニズム建築だのは、直裁に日本に大きな影響を与えたので、このベルリン→東京という回路は良いテーマだったと思います。
1979年にポンピドゥー・センターで開催された「パリ/モスクワ」展にインスパイアされたものでしょう。
表現主義のヤーコブ・シュタインハルトの絵などはこの展覧会で初めて実物を見ました。
ハンナ・ヘーヒのコラージュもあるし、日本では東郷青児のキュビスム絵画などもあります。
表現主義建築は、その後「分離派建築会」展が開催されましたが、この展覧会ではドイツ表現主義建築、世界でもそれに最も影響を受けた日本の表現主義建築なども展示して、
じつに感動したものです。
モダニズム写真の一群、MAVOなどの舞台芸術など、これを分離したら五つくらいの展覧会が企画できるんじゃないの?と思うほど内容は多岐にわたります。
その分、詰め込み過ぎにもなった感はあります。日本の商業美術(ポスター)などは、わざわざここに入れる必要もなかったろうな、とか。
でも、知らない作品も多々あり、それぞれの入り口としてとても良い図録だと思います。
なによりもデザインが良いです。この展覧会のポスターや図録の表紙を見たときは、やられたなぁと感じました。
用紙の選択、フォントの選択もかなりのこだわりがあります。正直、あまりに悔しかったというか敗北感を感じて展覧会では図録を買いませんでした。
いま見ても、とてもセンスの良い格好良い図録だと思います。
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発行:2019年
ソフトカバー:224ページ
サイズ:22.6 x 29.5 x 2.6 cm
言語:日本語
状態:ほぼ状態良好です。