表現としての写真 150年の歴史【図録】
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表現としての写真 150年の歴史【図録】の商品説明
かなり分厚く重量感のある写真集。1990年にセゾン美術館で開催された展覧会の図録です。
420ページ、内容の充実ぶりに圧倒されます。
写真史を辿るような展覧会、あるいは図録をいくつも見てきましたが、これが一番圧倒されたかもしれません。
掲載された写真家は80人、作品点数は270点に及びます。
1840年代、黎明期の写真であるタルボットの作品がすでにアート的だったことなどがわかります(図版1枚目)。
19世紀の肖像写真と題されて章が続き、ナダールやジュリア・マーガレット・キャメロンが紹介されます。
ピクトリアリスム、ストレート・フォトの勃興などに続き「モダニズム写真」の章の手前までですでに本の半分。
20世紀初頭まででかなりのページ数を費やしており、しかも写真集でよく見る写真以外が多くあるところが魅力です。
「モダニズムの萌芽」の章がちょっと弱いのですが、そのあとの10章「アメリカのドキュメンタリー写真」あたりがまた濃い内容です。
ゲイリー・ウィノグランドやジョエル・スターンフェルドあたりまで収めて、ほんとうにこれは写真史の素晴らしい教科書です。
それぞれの有名写真家の本を持っている人には物足りないかもしれませんが、19世紀半ばの写真の黎明期から丹念に歴史を追っていきたい人には充実した資料だと思います。
マイナー・ホワイトの作品(1958、59年)を何枚も掲載したり、いままで知らなかった世界を垣間見ることもできました。
※表紙の写真、右側が白っぽく色ムラになってますが、これは撮影時のライティングのせいでムラはありません。
分厚く大判の本ですので佐川急便での発送となります。
他の本と2冊以上、ご購入の場合は佐川急便(複数冊)80サイズの選択をお願いします。
編集:セゾン美術館、山岸享子
発行:1990年
ペーパーバック:420ページ
サイズ:22.4 x 29 × 3.3 cm
言語:日本語
状態:表紙が黒地でマットPP加工なので経年スレが多少あります。また天に若干シミが出ていますが、30年前の本としては良好な部類かと思います。