ヘレン・シャルフベック─魂のまなざし【図録】
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ヘレン・シャルフベック─魂のまなざし【図録】の商品説明
フィンランドの画家ヘレン・シャルフベックのおそらく日本で初めての展覧会ではないでしょうか。
1862年、ヘルシンキに生まれたシャルフベックは、1880年にパリを訪れ、その地で最新の芸術動向に触れます。
それでも古典的な画風だった彼女の作品が決定的に変わっていくのは1900年代になってから。
そこにはキュビスムの彼女なりの消化があり、マリー・ローランサンと同じ時代の空気感もあります。
1910年代〜20年代の自画像を含む肖像画の素晴らしさは、ちょっと言葉にするのが難しいくらいです。
その20年代の肖像画も最初は軽やかな色彩だったものが、20年代後半になっていくと暗い色調になっていきます。
それは1923年に母を亡くし独り身になったこと、あるいはスペインの画家エル・グレコへの傾倒などいろいろあってのことでしょう。
それ以上にファシズムに傾斜していく時代の気分も影響していたのかもしれません。
シャルフベックは1927年にこんなふうに語っています。
「私はエル・グレコのように描きたい。セザンヌがそうしたように。ゴッホがそうしたように」。
ちなみにシャルフベックは21歳のときイギリス人の画家と婚約したものの、2年後、一方的に婚約破棄されています。
また56歳のときに19歳年下のエイナル・ロイターという男性に恋するものの、彼は他の女性と婚約してしまいます。
前記の1927年の言葉は、ロイターに語ったものでした。
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発行所:求龍堂
発行:2015年
ペーパーバック:216ページ
サイズ:22.5 x 29.8 x 2 cm
言語:日本語
状態:表紙がマットPPですので若干のスレ感がありますが、概ね状態良好。