フェリシアン・ロップス画集「Félicien Rops: Le Cabinet de Curiosités」
¥3,600(税込) 残り0点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
フェリシアン・ロップス画集「Félicien Rops: Le Cabinet de Curiosités」の商品説明
ベルギー象徴派、デカダン派として知られ、エロティックなスケッチや悪魔主義的な絵を多く残したフェリシアン・ロップス。
彼は銅版画作品の余白にスケッチを描いたり、他の絵を貼ったりしていたようで、なんとそんな作品が200点も残っているそうです。
他のアーティストがやらない手法で、なぜそんなことをしたのか不明ですが、これらの作品を個人コレクションやブリュッセル王立図書館から集めて2003年に展覧会が開催されます。
そのとき刊行された図録が本書です。
そんな作品群ゆえに、タイトルが「驚異の部屋」(ドイツ語ならヴンダーカンマーですね)になっているわけです。
しかも版画作品の余白に描かれた絵は、簡単なスケッチとかメモといったものではなく、着彩されたものもあり、そのほとんどが立派な作品です。
ということでひとつの版画作品にもうひとつ、ふたつの作品が併存するという、とても意味ありげな不思議な状態になっています。
全体にはエロティックというかポルノグラフィックな絵が多く、こちらにも掲載できないものもあり、ロップスはなぜそこまでエロに惹かれ続けたのか、って思うところもあります。
デュラック姉妹と3人での共同生活という当時のキリスト教社会では受け入れられない関係を彼は死ぬまで続けていましたし。
ともあれ、これは日本では絶対に開催されない展覧会でしょう。
この本のみでしたら、レターパックライト370円で発送できます。
複数冊ご購入の場合は佐川急便(複数冊)の選択をお願いします。
著者:Hélène Védrine
出版社:Somogy
発行:2003年
ソフトカバー:158ページ
サイズ:22 × 27 × 1.3 cm
言語:フランス語
状態:多少の経年感がありますが、概ね状態良好。