野島康三とその周辺【図録】
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野島康三とその周辺【図録】の商品説明
1991年に京都国立近代美術館で開催された展覧会の図録。
日本の写真史で重要な位置を占める野島康三の作品をかなり収載しています。
野島は1889年生まれ。初期の作品は完全にピクトリアリズム。風景を撮ったものはとくに良いです。
静物、ポートレート、ヌードも撮っていますが、どれも重厚な作風。
1931年くらいまでそれが続き、翌32年からはかなりモダニズムに傾斜、ストレートフォトへとその後、移行していく感じです。
この32年は野島が中山岩太、木村伊兵衛とともに雑誌『光画』創刊した年でした。影響を受けたところも大でしょう。
野島作品を俯瞰するには、とても良い展覧会だったろうと想像しますが、タイトルに「その周辺」と付くのは、同時代の画家たちの絵画作品も展示したからでした。
野島の絵画作品もあることから、こうした企画になったのでしょうが、正直、図録として見るとこれはいらなかったですね。
野島作品を1930年以前とその後に分けて紹介しているのですが、あいだに岸田劉生など他の画家作品が組み込まれると、野島作品を観る緊張感が著しく削がれます。
野島作品は面白いのにこの図録があまり人気ないのはそのあたりにもあるような気がします。
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発行:1991年
ペーパーバック:176ページ
サイズ:21 × 29.8 × 1.8 cm
言語:日本語
状態:表紙に多少のスレ等の経年感があります。他、概ね状態良好。