フランク・ブラングィン展【図録】
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フランク・ブラングィン展【図録】の商品説明
2010年に国立西洋美術館で開催された展覧会の図録。
フランク・ブラングィンと言っても名も知らない方も多いのではないでしょうか。
正直、筆者もこの展覧会まで知りませんでした。
19世紀末から20世紀前半にかけて独特の力強いタッチの油彩画。そしてタペストリーやステンドグラスのデザイン、さらに家具、食器などの装飾も手がけた人です。
ウィリアム・モリスの工房にも短い期間いたようですが、ほとんど独学で自身の装飾様式などを築きあげた人でした。
転機となったのは、あの〝アール・ヌーヴォー〟の名付け親ともいうべきパリの美術商サミュエル・ビングのギャラリーの外装装飾を手がけたことでした。
そこから本格的に装飾芸術に取り組んでいきます。
なぜ、国立西洋美術館で大規模な展覧会が開催されたかというと、この美術館の基盤ともなった松方幸次郎の美術蒐集、
いわゆる〝松方コレクション〟にブラングィンの作品が多数あったからです。
松方はロンドンでブラングィンの絵画を目にしてからかなりの量の作品を買い集めたそうです。
それが日本でのいまでは、あまり名が出なくなった芸術家の大規模な回顧展に繋がったというわけです。
アーツ・アンド・クラフツやゼツェッションなど19世紀から20世紀初頭のさまざまな美術潮流の影響がブラングィン作品に流れ込んでいますが、
それらのどれともちょっと違うような、そんな面白さが彼の作品にはあります。
ブラングィンの作品をまとめたものとしては、日本語ではこれが唯一のものではないでしょうか。
この本のみでしたら、レターパックライト370円でお送りできます。
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発行:2010年
ソフトカバー:244ページ
サイズ: 22.5 x 27.5 x 2 cm
言語:日本語
状態:背の上端にほんのわずかな傷みがありますが、全体に状態良好。