ユーゲントシュティール大型本「Jugendstil」
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ユーゲントシュティール大型本「Jugendstil」の商品説明
ユーゲントシュティールとは、雑誌『ユーゲント』から派生したドイツ、オーストリア圏の世紀末芸術のことですが、本書は広くヨーロッパの世紀末芸術を扱った大型本。
英国から始まり、グラスゴー、パリ、ナンシー、ベルギー、ネーデルランド、イタリア、バルセロナと世界の世紀末芸術を経巡ります。
そこからミュンヘン、ダルムシュタット、ベルリンとドイツに。
さらにスカンジナヴィアからニューヨーク、そしてウィーンへと。
430ページもあるので、膨大な量の図版が掲載されています。
文章もそこそこあり、ドイツ語表記ですが、これは図版を見るだけでも楽しいでしょう。
絵画、工芸品、家具、建築、什器、カトラリーなどに至るまで、すべてのジャンルを取り上げていますが、類書で見たことのない図版もけっこうあります。
建築などは本書のために撮影されたものもあるのかもしれません。
個人的にはイタリアの世紀末が、日本ではあまり顧みられなかった感じですので、そのあたりがとても良いです。
個人的な話で恐縮ですが、大学の卒論で後藤慶二と大正期の建築について書いたのですが、
後藤の「豊多摩監獄(のちの中野刑務所)」設計のもととなった「赤い家」というスケッチを
後藤慶次の息子さん(一雄、東京工業大学建築学科教授、1996年没)の家で見せてもらいました。
それが本書を見るとダルムシュタットの世紀末建築とかなり近いんですね。
まだまだ「発見」ってあるものです。
大判ですので佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
著者:Gabriele Fahr-Becker
出版社: Koenemann
発行:2004年
ハードカバー:430ページ
サイズ:27.5 x 32 x 3.2cm
言語:ドイツ語
状態:ダストカバーの背の部分がかなり褪色しています。それ以外は概ね状態良好。