ジャック・ビール画集「Jack Beal」
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ジャック・ビール画集「Jack Beal」の商品説明
ジャック・ビールは、戦後のアメリカで1960年代初めまで大きな潮流となった抽象表現主義に最初に叛旗を翻し、リアリズムを探求した画家とされています。
本書に収められているのは1962年からの作品で、1931年生まれのビールの31歳の頃からの作品が収載されています。
60年代の作品が総じて面白く、リアリズムを探求しながらも形態や模様を大胆に組み込んで、抽象性をも包含した独特の世界を生みだしています。
鏡に映るモノ、人を描いた作品も多く、おそらくビールは鏡に映ることでの形態の変容、あるいは変容しないリアルさなどに惹かれたように思います。
そしてアメリカ絵画史的な引用があったり、ポップアートとも通ずるような単純さもあったりします。
これが60年代のジャック・ビールでした。
本書には1980年代までの作品が収められていますが、1970年代の〝スーパーリアリズム〟の潮流と呼応したのか、
ビールの画風は70年代以降、リアリズムの追求が極端なまでになっていきます。
それが〝スーパーリアリズム〟的なものにいくのではなく、どちらかというとシュルレアリスム的というか、新古典主義的というか、
ナチズム時代の絵画にもこんな感じあったな、というような卑俗な感じです。
そしてそこもビールの面白さのひとつです。個人的には60年代の作品が好きですが。
連邦政府の労働省新庁舎を飾るための壁画なども描いており、そこそこ成功した画家ですが、今日あまり顧みられることはないように感じます。
リアリズムを探求しすぎて〝異端〟のようになってしまった画家なのかもしれません。
横幅のある判型ですので、佐川急便での発送となります。
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編者:Eric Shanes
出版社:Hudson Hills
発行:1993年
ハードカバー:120ページ
サイズ:26 x 26 x 2 cm
言語:英語
状態:ダストカバーに経年スレ等があります。並の古本といった感じです。