空から見たドイツ「Deutschland im Luftbuild」
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空から見たドイツ「Deutschland im Luftbuild」の商品説明
ドイツのさまざな都市、村、山や川を空撮した写真集。
1959年刊行の本です。
写真における俯瞰の視点というのは、1930年代にモダニズムの文脈で流行ります。
映画では戦後のヌーヴェル・ヴァーグ作品がやはりモダニズムの文脈で、多くの俯瞰シーンを残しました。
ゴダールの『勝手にしやがれ』で、パリの街中の広場でベルモンドを俯瞰で撮るシーンなど、強く印象に残りましたが、
『勝手にしやがれ』が撮られたのも1959年（公開は翌60年）。本書は同じ年の刊行です。
本書はアート写真ともちょっと違うのですが、風景をきれいに撮って紹介する、というような凡庸な写真ともまた違います。
そこがちょっと不思議な立ち位置で、50年代〜60年代頃の意識が表出しているように思えます。
風景という自然を見ているのか、あるいは風景や都市のなかにパターン化された文様のようなものを見いだすのか、
おそらく、そのあたりがモダニズムの感覚によるもので、まさに本書は風景を空から撮っただけでモダニズムの写真集となっています。
巻頭にドイツの地図と撮影地点の一覧が掲載されています。
この本のみでしたらレターパックライト370円で発送できます。
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出版社：Umschau
発行：1959年
ハードカバー：192ページ
サイズ：22 x 2 x 2.2 cm
言語：ドイツ語
状態：半世紀以上前の本ですので本体天に薄汚れ、ダストカバーの背の下部に若干の傷みがありますが、その他概ね状態良好。