ロシア・アヴァンギャルドの建築「Architectural Drawing of The Russian Avant-Garde」
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ロシア・アヴァンギャルドの建築「Architectural Drawing of The Russian Avant-Garde」の商品説明
1990年にニューヨークのMoMAで開催された「ロシア・アヴァンギャルドの建築ドローイング」展に際して刊行された図録。
ロシア・アヴァンギャルドの「建築」に的を絞った展覧会というのは少なく、これはかなり画期的だったと思います。
冒頭のウラジミール・クリンスキーの何枚ものドローイングで圧倒されます(掲載1枚目)。
さらにニコライ・ラドフスキーの作品(掲載2枚目)の綺想。
ロシアの光線主義とドイツの表現主義が結びついたかのような印象を受けました。
コンスタンチン・メーリニコフ、イワン・レオニドフ、ヴェスニン兄弟などじつによく網羅しています。
20年代後半の即物主義的傾向、モダニズムへ、さらに30年代の帝冠様式的な保守主義、あるいは誇大妄想へと、
ロシア・アヴァンギャルドが変質していった様が網羅されています。
1930年代は欧州、アメリカで復古的な様式美に向かっていきますが、それがファシズム台頭期の感性と結びついていたことがよくわかります。
20年代前半まで構成主義的でアヴァンギャルドだったヴェスニン兄弟など、見事にスターリニズム的な復古的美学を取り込んでいきますから。
そういう意味でも本書は一級の資料となっています。
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発行:1990年
ハードカバー:144ページ
サイズ:23.5 x 28 x 1.5 cm
言語:英語
状態:1990年とかなり前に刊行された本としては、かなり良い状態の本です。