メアリー王妃のために作られたドール・ハウス「Queen Mary's Dolls' House」
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メアリー王妃のために作られたドール・ハウス「Queen Mary's Dolls' House」の商品説明
1910年にエドワード10世の崩御とともに国王になったジョージ5世。
彼の妻となったメアリー・オブ・テック(テック公のメアリー/写真1枚目)のために1920年代初頭に製作されたのが、この「クイーン・メアリーのドール・ハウス」です。
エドワード・ラッチェンス卿(掲載最後の写真)が彼女への贈り物として、優れた職人を集めて技術の粋を尽くして作らせたもの。
2階建て、全体で40の部屋があり、庭も付いています。それらはすべて驚嘆すべきミニチュアとして製作されました。
室内の調度品の微細さも驚くべきものでソファの刺繍や台所のボトルなど、写真で見るとミニチュアとはわからないほど。
正直、本のタイトルを知らなければ、すべて実物と思ったことでしょう。
神は細部に宿る、とよく言いますが、台所の蛇口やテーブルの備品まで細かく再現。庭には何台もの芝刈り機も置かれ、
言われなければミニチュアとは思えないような出来です。ものによっては経年感も再現されていたりします。
バスルームの壁の雰囲気など、実物を見ているとしか思えません。
日本でもこのところレトロな昭和の建物を周りの環境まで再現したジオラマを製作する人がいたり、かなりジオラマは熱気がある感じですが、
それらを知っていても本書に掲載された細部の凄さには気が遠くなるような思いです。
ミニチュア好きには堪らないですね。
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著者:Mry Stewart-Wilson(文)、David Cripps(写真)
出版社:The Bodley Head
発行:1988年
ハードカバー:192ページ
サイズ:27.4 × 22.4 × 2 cm
言語:英語
状態:ダストカバーの上辺フチに若干のめくれ感等あります。並の古本といった感じです。