ローラ・アシュレイの６軒の邸宅「Laura Ashley at Home」
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ローラ・アシュレイの６軒の邸宅「Laura Ashley at Home」の商品説明
ローラ・アシュレイというと、いかにも英国的なテキスタイル・デザインが思い浮かびます。
そして1970年代の雑誌『an an』では、BIBAやBus Stopと一緒にローラ・アシュレイのドレスが紹介されていたことを思い出します。
そしてキラー通りにショップがあったことも。
これも2018年に閉店になってしまいました。
1950年代にバーナード・アシュレイとローラ・マウントニーが始めた会社は、1960年代後半に事業を大幅に拡大し、多大な利益をもたらします。
本書は夫妻が所有した６軒の邸宅を紹介するもので、もちろん内装は壁紙からベッドカバーやカーテンなどのテキスタイルまですべてローラ・アシュレイです。
イギリスだけでなくフランスのシャトー、ブリュッセルのタウンハウス、バハマの別荘、アメリカの歴史的住居等々。
ですからこれはローラ・アシュレイの各種住宅展示のようなものです。
でも、そのすべてがあの小粋で可愛らしい、ヴィクトリアン風味をもったテイストなのです。
しかもその土地に合ったデザインでコーディネイトされて、とても洗練されています。
1985年にローラ・アシュレイが他界してから会社はいろいろ右往左往し、結局マレーシアのMUIグループの傘下に入りました。
キラー通りの店舗が閉鎖されたのもイオン・グループが提携を打ち切ったからでした。
1970年代のローラ・アシュレイの成功を知っているとちょっと悲しい感じがします。
でも、1988年刊行の本書にはローラ・アシュレイの素晴らしかった時期のものがたくさん詰まっていて、あらためてこのブランドの良さを実感できます。
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著者：Klaus-Jürgen Sembach
出版社：Taschen
発行：1988年
ハードカバー：176ページ
サイズ：25 x 39.8 x 2.5 cm
言語：英語
状態：古い本ですのでダストカバーに多少の経年感、そして下部に3cmほどのビニールコーティングの剥がれがありますが、刊行年を考えると良い状態の部類かと思います。