ハリウッド衣裳デザイン「Dressed: A Century of Hollywood Costume Design」
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ハリウッド衣裳デザイン「Dressed: A Century of Hollywood Costume Design」の商品説明
ともかく大きくて厚くて重い本です。
映画衣裳に関する本では最も重い大きな本ではないかと思います。
映画草創期から2000年代までのハリウッド映画のコスチュームの変遷を膨大な量の写真で辿ったグラフィカルな本。
これまでハリウッド映画の衣裳本はたくさん見てきましたが、本書が他を圧倒するのは、当時の衣裳スケッチをたくさん載せているところです。
しかもマニアックな映画もそれなりにセレクトしているところが出色。
こちらに掲載した『マダム・サタン』(1930)など、かなりプレ・コード期らしい異様さです。
これはエイドリアンの傑作ですね。(掲載5枚目)
リリアン・ギッシュの『嵐の孤児』(21)はフランス革命を舞台にしていますが、この衣裳も傑作(掲載2枚目)。
20年代作品ではエルテがデザインした作品なども、本書で初めてスケッチと写真を見ました。
1940年代ではブラジルの国民的歌手でアメリカでも大人気だったカルメン・ミランダなども。
『遥かなるアルゼンチン』(40)での衣裳かと思ったのですが、作品クレジットがなく、どうやら違うようです。
『アンタッチャブル』(87)は、アイルランド系役のショーン・コネリーはツイードのジャケット。
イタリア系役のアンディ・ガルシアは革ジャン、と衣裳で出身地まで表現した衣裳デザインの傑作ですが、そのあたりも遺漏なく。
2000年代まで各ディケイドで区切ってエポックとなった衣裳作品を紹介しており、ハリウッド・コスチュームを学ぶには必須の本と言えます。
文章はそれほど多くなく、写真も他の本では見たことのないものも多く掲載し、ともかく写真の量で圧倒する本です。
全部で592ページで、索引等もきっちりしていますので、これはハリウッド衣裳全史と言ってよい決定本です。
大型本ですので発送は佐川急便(複数冊)80サイズになります。
出版社:Harper Design; Limited版
発行:2007年
ハードカバー:592ページ
サイズ:24× 31 × 4.5 cm
言語:英語
状態:全体に良い状態の本です。ビニールのカバーを付けてあり、そのまま撮影しています。