ラッセル・リー写真集「Russell Lee Photographer」
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ラッセル・リー写真集「Russell Lee Photographer」の商品説明
ラッセル・リーの作品を初期のものから晩年までまとめた写真集。
1979年に刊行後、絶版になったままでラッセル・リーの写真を包括的に見るには、古書で本書を探すしかない状態が続いています。
リーは、1929年の大恐慌後にアメリカ農業安定局(FSA)が始めた農村の惨状を記録するプロジェクトに参加した写真家です。
このFSAプロジェクトの写真をまとめたものとして、本サイトでも『In This Proud Land』という写真集を紹介しています。
1930年代のアメリカの農村部の窮状がいかほどだったのか、胸打たれる写真集です。
そもそも私たちはもうほんとうの「貧乏」とかよく知らないのです。
本書の前半はリーのFSA時代がメインですが、農民の粗末な家、薄汚い部屋、壁の染み、くたびれた衣服など、これでもかというまでに描写されていきます。
こうしたアメリカの貧しさを撮った写真家として、19世紀末にニューヨークのスラム街の人々を取材したジェイコブ・リース、
あるいはやはりFSAプロジェクトに参加したドロシア・ラングなどがいますが、これらの写真家はいまこそもっと評価されるべきと思っています。
そしてFSAから離れたリーはアメリカ国内を巡り、インドや中国にまで赴きます。
時代が経っても場所が変わっても、彼の視線は変わらなかったような感じです。
ちょっと趣が違うのは工業写真の章。リーのまた別の側面が見えてきます。
この本のみでしたらレターパックライト370円で発送できます。
出版社:Mogan & Morgan
発行:1978年
ペーパーバック:206ページ
サイズ:23× 20 × 2.2 cm
言語:英語
状態:1978年刊行の古い本ですので、それなりの経年感があります。