アレクサンダー・シャヴィンスキー写真集「Xanti Schawinsky Foto」
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アレクサンダー・シャヴィンスキー写真集「Xanti Schawinsky Foto」の商品説明
ザンティ・シャヴィンスキーこと、アレクサンダー・シャヴィンスキーはバウハウスに学んだポーランド系ユダヤ人。
1924年に彼がバウハウスに入学したとき、モホリ=ナジやアドルフ・マイヤーらが教師陣にいました。
というわけでシャヴィンスキーは、もろにモダニズム美学の洗礼を受けたわけです。
ワイマールのバウハウスが閉鎖されると彼はバウハウス・デッサウに移り、オスカー・シュレンマーの助手として舞台デザインにも取り組みます。
その後、ドイツ国内でグラフィック・デザイナーの職に就きますが、高まる反ユダヤ主義のもとでイタリアに移住。
あのタイプライターで有名なオリベッティに職を得て、タイプライターのデザインにも参加しています。
また1939/40年のニューヨーク万博では、ノースカロライナ・パビリオンを設計。そうした経緯もあって1941年にニューヨークに移住します。
第二次世界大戦が始まり、欧州では身の安全がおぼつかないということもあったでしょう。
本書はシャヴィンスキーの1920年代から60年代初頭までの写真作品を集成したもの。
初期はモホリ=ナジの影響も受けてそうな光と影のモダニズム的抽象。
それも面白いのですが、もっとシャヴィンスキーならではの特徴ある写真は1940年代からのニューヨーク時代のものです。
こちらで掲載したカラー作品がその時期のものです。
そこからまたモノトーンの抽象、カラーでの抽象に変化していきますが、当時の美術での思潮と同期した時代精神が、どの作品にも漂っています。
ただ1940年代の人物像にグラフィックを付け加えた作品は、どこにも近いものが思い浮かびません。
これだけでもすごい作家だと思うのですが、今日、残念ながらいまひとつ彼の名は知られていない気がします。
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出版社:Benteli
発行:1989年
ソフトカバー:120ページ
サイズ:24 x29 x 1.2 cm
言語:英語/ドイツ語/スペイン語
状態:表紙に多少の経年感があります。また1箇所深めのアタリがありますので、最後の写真でご確認ください。中には影響ありません。その他、概ね状態良好。