オーストリア=ハンガリー二重帝国皇室アルバム「Kaiserhaus in zeitgenössischen Photographien 1860 - 1918」
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オーストリア=ハンガリー二重帝国皇室アルバム「Kaiserhaus in zeitgenössischen Photographien 1860 - 1918」の商品説明
ハプスブルク家が統治したかつての帝国は最近では「オーストリア=ハンガリー帝国」と表記されるようですが、
筆者が中・高校生の頃の世界史教科書では「オーストリア=ハンガリー二重帝国」でした。この「二重」の一語が良かったんですよね。
その不安定な内実を伝えるためにも。
本書は、1860年から帝国瓦解の1918年までの皇室アルバムです。
こんな本もあるのか!と正直、驚きました。
フランツ・ヨーゼフ1世など男性陣もたくさん出てきますが、やはり惹きは家族写真や皇后エリーザベトでしょう。
彼女の写真は、他の本では見たことのないものまで多数含まれています。
エリーザベトといえば、バイエルン王ルートヴィヒ2世との交遊...それはヴィスコンティ監督が『ルートヴィヒ』(72)で詳細に描きました。
衣裳考証があまりに素晴らしく感嘆したものです。
また、ロミー・シュナイダーは、フランスで人気が出る前はドイツで〝シシー〟もの映画で人気となります。シシーとは皇后エリーザベトの愛称。
また、ジャン・コクトーの『双頭の鷲』でアナキストに暗殺される王妃は、皇后エリーザベトをモデルにしたものでした。
そんなこんなエリーザベトから触発されるものはたくさんあるのですが、本書は肖像写真だけでなく周りの家族らの日常も捉えた写真などもあります。
エリーザベトの暗殺は1898年。
そこから20年、ハプスブルク家はなんとか命脈を保ったわけですが、20世紀に入ってモダン化されていく皇室末期の写真も感慨深いものがあります。
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発行:1995年
出版:Album Verlag
ハードカバー:120ページ
サイズ:22.5 x 1.5 x 1.4 cm
言語:ドイツ語
状態:小口側角に軽くアタリがあります。また扉ページと巻末2ページほどは経年シミ(フォクシング)が出ています。その他概ね状態良好。