【デッドストック・新古本】アンドレ・ケルテス 展/André Kertész【図録】ケルテース・アンドル
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【デッドストック・新古本】アンドレ・ケルテス 展/André Kertész【図録】ケルテース・アンドルの商品説明
アンドレ・ケルテスは本サイトでも分厚いハードカバーの図録を紹介していますが、こちらはPPS通信社主催の展覧会の図録。
以前も書きましたが、パリの情景を撮った写真がよく紹介されたために日本ではパリ風情を撮った写真家のように勘違いされてきた面が多々あると思います。
ケルテスはブダペスト出身のハンガリー人。ハンガリー語表記だとケルテース・アンドルになります。
1925年にパリに移り、36年にアメリカに移住するまでパリで活動したため、フランス語表記で親しまれるようになってしまいました。
しかしケルテスの写真には、ハンガリー的なもの、あるいは中欧的とか言ってもよいのかもしれませんが、そうしたものが強く漂っています。
ブダペストといえば、映画『私の20世紀』(1989年)を想い起こします。
20世紀の幕開けとともにブダペストで生まれた双子の姉妹の物語。
監督はハンガリー生まれのイルディコー・エニェディ。どことなく美学的に通ずるものを感じます。
ケルテスの作品は、そうした民族性から始まりモダニズムへ、そして造型的抽象へと変転したと思うのです。まさに20世紀の美学的変転です。
巻末のカラー作品群が斬新で、とても面白く感じました。
PPS通信社の本は横幅があるせいで傷みやすく、どの写真展の図録も表紙に折れがあったり傷んでいますが、こちらはかなりきれいな状態の本です。
横幅がある大判本ですので、定形外郵便710円、
もしくは佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
出版社:PPS通信社
発行:1991年
ハードカバー:ノンブル記載なし、約88ページ
サイズ:30.5 x 29 x 1cm
言語:日本語
状態:こちらはずっと本棚にしまわれていたという、きれいな状態の本です。