アドルフ・ロース HETERO
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アドルフ・ロース HETEROの商品説明
1908年に「装飾は罪悪である」と宣言して、「ウィーン分離派」や「ウィーン工房」の装飾性を批判したモダニズム建築の先駆者アドルフ・ロースについての研究をまとめた一冊。
アドルフ・ロース研究会の編集のもとに多くの研究者がロースについてさまざまな角度から考察しています。
執筆陣は、福田晴虔、磯野英生、大島哲蔵、小原洋二郎、前田忠直、古山正雄、根木一之、竹山聖、竹内次男など。
摩天楼建築「シカゴ・トリビューン設計競技」に関する小原洋二郎の論考など、なかなか面白いところがあります。
ところで、ロースは装飾を未開の部族の刺青になぞらえ、装飾過多は文化水準の低さを表すものとして攻撃しましたが、
ようするに「近代」的美意識とは何もない「余白」によって成り立つものです。
ロースのミュラー邸(1930)などは、まさに余白の産物です。
モダニズムの行き詰まりとは、この「余白」という近代的思考の行き詰まりだったのではないでしょうか。
余白の多すぎたミュラー邸に対して、そこを修正したようなヴィラ・ヴィンテルニッツ(1931)あたりはかなり洗練されたモダニズムの美しさを持っていますが。。
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編集:アドルフ・ロース研究会
出版社:大龍堂書店
発行:1986年
ペーパーバック:132ページ
サイズ: 21.6 x 25.4 x 1cm
言語:日本語
状態:天と小口にわずかに経年シミがある程度。古い本としてが全体に状態良好です。